Yes, that な is the irrealis form (未然形) of ぬ from classical Japanese. ぬ is usually the auxiliary for the perfective aspect (as in 風立ちぬ), but when it's combined with an auxiliary of inference such as ん (=む), it emphatically adds the degree of certainty.
(2) 強意…[きっと~・~してしまう]
船にのりなんとす。(土佐日記・一二月二七日)
(船に乗ってしまおうとする。)
※「つ」・「ぬ」+推量の助動詞
つべし・ぬべし・てむ・にむ・つらむ・ぬらむ・てまし・なまし・にけむ・てけむ
などの推量の助動詞とともに用いられる場合は強意となる。
②〔確述〕きっと…だろう。間違いなく…はずだ。▽多く、「む」「らむ」「べし」など推量の意を表す語とともに用いられて、その事態が確実に起こることを予想し強調する。
推量(系)の助動詞と連携
この「つ」「ぬ」は推量(系)の助動詞(いずれ出てきます)とも連携します。そして、なんと推量と連携する時、「つ」「ぬ」は新たな文法的意味を獲得します。それが 「強意」。
この時の「つ」や「ぬ」の意味は「完了」ではなくて「強意」です。訳す際には、「きっと〜だろう」と訳し、「きっと」のところに「強意」の意味が反映されています。
So:
- 絶えん (絶えむ) = 絶えるだろう
- 絶えなん (絶えなむ) = 間違いなく絶えるだろう/絶えてしまうだろう
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