Wataru 'Watson' Subridgeさんのコメントにあった「~狂{ぐる}い」が -itis に完全に相当するとは言いませんが古風{こふう}な言い方で好きです。
辞書によると「~狂{ぐる}い」次のように定義されております。
ぐるひ 【狂い】
《名詞に付けて》 …に夢中{むちゅう}ではなはだしい状態{じょうたい}、または人{ひと}。 「女{おんな}狂{ぐる}い」
辞書の例にある「女狂い infatuation (with a woman); to be completely obsessed with a woman; to have an insane passion for a girl"」が使用例として有名ですね。使用例も一番多いと思います。
若干{じゃっかん}古風な表現ですので、「スマホ」、「パソコン」、「ゲーム」等では「~狂{ぐる}い」をつけてもしっくりきませんが、「競馬{けいば} 狂い a craze for horse racing」のように、「パチンコ」「競艇{きょうてい}」「競輪{けいりん}」「麻雀/マージャン」とは相性{あいしょう}が良いと思います。基本的にギャンブルの世界ですね。ふしだらな男性の道楽{どうらく}である「飲む、打つ、買う」の内、「女狂い」は「買う」、ギャンブルは「打つ」ですが、酒を「飲む」ことでは「~狂い」はそれほど聞きません。
次のところに「~狂{ぐる}い」の例がたくさんありますが、女につながる「色事 a love affair or sensual pleasures」の例が多いですね。しかし、私が無いと思っていた「酒狂い」もちゃんとありますのは驚きです。普通「酒狂い」は何と言うのでしょうか。「大酒{おおざけ}飲み」あるいは「呑兵衛{のんべえ}」と言うのが普通でしょうか。
全部とは言いませんが、「~狂いの人」に言えるのは、そのような人は周りの人、特に家族に大変迷惑をかけていると思います。
"妾{めかけ} 狂い concubine or mistress", "芸者{げいしゃ}狂い", "吉原{よしわら}狂い", "酒狂い", "電脳{でんのう} 狂い computer", "釣魚{ちょうぎょ} 狂い fishing", "遊女{ゆうじょ}狂い", "浮気{うわき} 狂い affair or a bit on the side cheating", "役者{やくしゃ}狂い a woman runs mad after an actor", "女狂い", "賭博{とばく} 狂い gambling", "間夫{まぶ}狂い a prostitute being crazy about her lover", "色{いろ} 狂い sensuality", "名聞{みょうもん} 狂い reputation", "比丘尼{びくに} 狂い a prostitute wearing a nun's costume" and "万年青{おもと} 狂い Japanese rhodea (plant of the lily family)"
-itis にどれほど似ているか自信はありませんが、英語の fetish から派生したと思われる「~フェチ」も、質問者の期待している日本語の接尾語の一つではないでしょうか。興味があれば是非調べてください。