時代劇で「早かない」という言葉が出てきて、初めて聞いたなと思い、検索してみたら、ネット上では色んな人が「早くない」と同じ意味で使ってて実例が多いようです。例を挙げるとこちらへ:1、2、3
しかし、意外にも、よく日本語に関する問題に回答してくれる投稿の多い知恵袋などのサイトではこのような言葉の闡明や討論が見つかりませんでした。文例として、論文『江戸語・明治期東京語における接続助詞ケレド類の特徴と変化』では「早かないわ、もう一晩泊ったんだから。だけどこんな頭をして帰ると何だか可笑しいわね。御嫁にでも行く様で ([明]彼岸過迄)」と説明せずにあります。
文法的には連用詞及び名詞の「早く」が動詞のように活用されたものの様ですが、根拠や資料が見つからなかったので、果たして理論上には正しいのでしょうか?一体何故「早かない」になってるのでしょうか?